2013年5月11日土曜日

天姿婉順(てんしえんじゅん):冲方丁「光圀伝」より


聞いたことがない言葉なので、調べました。


天姿婉順

光國の妻になった泰姫を形容した言葉です。


天姿 ・・・ 生まれ持ったすがた。ひととなり。

婉順 ・・・ しとやかですなおであること。

(参考 「●字典」 上田萬年、岡田正之他 ●は旧字体のためPCで出せませんでした。)



婉の女偏は義を示し、語意の中に優しさを含むのだとか。
 だから、婉美、婉麗、婉愛、どれも「やさしい~~」となり、


順は「したがう」と訓読みするように、すなおさを表す。


正直に、素直に、奇を衒わず(普通と違ったことをして人目を引く、みせびらかすことをしないで)、
自分の思うまま、正しいと感じるものを目指して、
同じ気持ちを持つ人たちと共感しながら進む人。



「これからは私がお傍におります。」


「ご安心、ご安心。」





*******


いい言葉がたくさん出てきました。

知らない言葉もたくさん出てきました。


漢字で書かれていても聞いたことが無い言葉に 
孔子や孫子や
和歌も漢詩もありました。

読むことはできても
意味が分かりにくかったり
見当すらつかないことが
もどかしく感じました。

日本語で書かれていて
分からない言葉を無くしていきたいなぁと言う思いから
分からない言葉が出てきたら辞書を引いて
昔使った国語便覧を見て漢語林を持ち出して‥‥

1冊の本を読むことに対して
今回ほど時間を使ったのはいつぶりか分かりません。

でも
時間を使った甲斐あってか
登場人物の動作の1つ1つや
小さな気持ちの変化が
鮮やかになったような気がします。


*******

この本とほぼ同時に
さんの軍配者シリーズと
元灘高校国語教師の橋本武さんの本を並行して読み進めて行く中で
共に疑問が浮かびました。


この時代の人は
今のようにノートをとる訳でもなく
参考書がたくさんある訳でもないのに
どうやって膨大な知識を身につけられたんだろう

ということです。


羨望もあります。
自分の職業柄というものあるかもしれません。


本の中の登場人物たちは
新しいことを学ぶときには
数冊しか無い本をじっくり読み込むことと
師匠と話をすることを
繰り返していました。

その中で
忘れない知識をたくさん得て
その成果として
青史に列せられるようなはたらきをしました。

僕自身
学生時代を振り返っても
新しくを学んだ事柄の中で
少しの間でも覚えていることができた知識は
数えるほどしかありません。


自分で文章や言葉をよく考えて十分理解して、味わうこと


学生時代と今の自分に足りていなかったことはこれだと思いました。
かつては無くて
今有るものといえば
本  参考書  ノート  筆記用具  それらを合わせた環境。

他にもあるかもしれません。

ただ、その逆に、
学習をしていく中で昔は有って今は無いものの筆頭は
自分で咀嚼をする時間
なのだと思います。


登場人物たちは
分からないものは分からないと言って
教わり、考え得たものは使い倒して
もし間違っていたら、その恥とともに記憶をして
次に繋げていました。

また、自分の持っている知識に対しては本当に正直で
自分にまだない知識には謙虚で敬意を持っていました。

*******

正直でいること
謙虚であること

僕が教える立場にいて
その人の賢さを感じるのは
分からないことを、こうですかと質問してくる人です。
その人は習ったことを使って、どうにかして問題を解こうとします。
模範に沿った回答でも、自分で回答にたどり着くことができて
同時に
自分が教わったことをまだ分かっていない人に教えることもできる。

自分で咀嚼したからこそ
人の頭は鍛えられるんでしょう。

正直であること
謙虚であること

ついつい横着になる自分を戒めながらこれから
自分が学んだ時間の半分は
静かに考える時間を取ろうと思いました。





天と地の間(はざま)にあるもの、悉(ことごと)くが師である。   宮本武蔵


2013年4月27日土曜日

What we learn in univ.


東京造形大学の入学式にて、諏訪学長の式辞。



これを学長の顔を見ながら聴けた新入生は幸せものだと思います。





大学がどういう場所か。

何を学ぶところなのか。

何のために行くのか。

僕は、あまり深く考えていませんでした。

仕事をして、少し離れて、

諏訪学長の言葉を見ると、納得できることばかりです。


自分は大学生のとき、価値を分かっていなかったのかもしれません。

この勉強は役に立たないんじゃないか。 とか
勉強するよりも、アルバイトでもインターンでも、働いて経験を積んだ方がいいんじゃないか とか

大卒であれば損はしないんじゃないか とか

先を見ていたつもりだったのかもしれません。


大学生に戻りたいとは思いませんが、

諏訪学長が仰るようなことが納得できていたら、
少し、変わっていたかもしれません。
変わっていないかもしれません。

でも、いま、学長の文章を読めたことで、自分にとってプラスになりました。

下に、一部引用させていただきます。全文も是非。


***********************************

一体何の役に立つのか分からなくても、
大学においてはまだだれも知らない価値を探究する自由が与えられています。


「普通はそんなことはしない」ことを疑うとき、
私たちは「自由」への探究を始めるのです。それが大学の自由。

私という小さな存在が、
いったいそのような広大な社会とどのように関われるだろうか?
と思わず立ち止まってしまうかも知れません。
しかし、社会は私たちひとりひとりのこの小さな現実と無関係に、どこか別の場所にあるのではありません。
************************************

GOALS




目標    宮澤 章二
 


この目標を達成できたら自分はこうなっている
If i can achieve this Goal, I will glow.



自分が決めたことのために頑張る

 I work haed for what I had decided.


 目標かあるから頑張れる
I can work hard because there is my Goal.


すっとこう思ってきました
I`ve thougnt this way is true.

間違っているとは思いません
 I don`t  think it is wrong.


でも。
 But.

ある人は言います。
He says,


自分が近づいていくだけじゃなく

目標の方から、

自分がたどり着きたい向こう側から

自分を救ってくれる

Not only approaches toward the Goal,

 Your Goal could save you.

From the Side Where there is your Goal ,

The Goal shall deliver you.



これは新しい発見でした
This was a new discovery.


目標 Mokuhyou    宮澤 章二 Syouji Miyazawa


一言一言噛み締めながら
読み進めていこうと思います。
「心は見えないけれど、心遣いは見える」
ってCMがちょっと前にありました。








少ない言葉でこんなにたくさんのことが言えるのかと

驚きました。

難しい所もある反面、

日本語は凄い言語だなぁと改めて感じました。


行為の意味―青春前期のきみたちに

限りあるものより、限りない心へ




2013年4月27日
今日から少しずつ書いていきます。

ブログ名は僕の尊敬する祖父の言葉です。


目指すものは

心を豊かにすること

10年前の自分と10年後の自分に向けて、言葉を残すこと。


2012年は、自分の軸が大きく大きく揺らいだ年でした。 

2013年は、ぐらぐらの軸が、なんとか落ち着いたところで、今日から。 

自分が一番、おもしろいって感じること

楽しそうって思ったことを片っ端からやっていこう。 

そう決めた初日にこのブログは生まれました。 

ここでの話題が、

 みんなで楽しめるようになる日を目指して。

 これから、どうぞよろしくお願い致します。